アダルトチルドレンの克服が近い人と遠い人の違い

アダルトチルドレンの生きづらさは、
長年の生き方の癖なので、
すぐに変えることは難しく、克服には道のりがあります。

今日は、克服が近い人と遠い人の考え方の違いについて
お話します。

カウンセリングを受ける際にも、
克服が近い人の考え方が出来ているかによって、効果に差があります。

世の中には変えられるものと変えられないものがあります。

変えられないものを変えようと努力しても、
思うような効果は得られません。

変えられることとは
①あなた自身のこと
②未来のこと

です。


この二つに注目して考えたり、行動することができる人は
カウンセリングの効果が出やすく、
克服までの道のりが近い人です。

他人と過去は変えられません

「あの人のせいでこんな目にあった。」

「あの人が悪い」

と思うような出来事もありますよね。

機能不全家庭の親、モラハラ上司、自己中な友人など
悪いのは、確かに相手なのかもしれません。

しかし、相手が悪いから変わってほしいと願っても、
頼んだとしても相手が変わることはほとんどありません。

力関係があり、あなたの方が下だとしたら、
相手はあなたの頼みを聞く必要があるとは思っていません。

人が変わるのは、その人自身が変わる必要性を感じた時です。

なので
「私は悪くない」と気づくことは
アダルトチルドレン克服の大切な第一歩ではあるけれど、


「あの人のせいで…、あの人が悪い!」
と嘆き、変えようと他人に注目しているうちは、現状は変わりません。

過去も同様に変えることはできませんよね。

あなたが変わると

現状を変えたいと思ったら、
あなたのあり方や行動を変えることが大切です。

あなたのどんなところがこの現状をつくっているのだろう?

と注目してみましょう。

理不尽なきつい上司がいるとしても、
きつく当たられない人もいますよね。

きつく当たられる人と当たられない人には、違いがあります。

きつく当たられることが嫌なら、
当たられない人を目指しましょう!

私自身も、過去には立場が上の人や気が強い人に対して
怖いという感情が強くあり、
おどおどと接していたため、
上司や先輩からきつく当たられることがよくありました。

今では過剰な恐怖心が無くなり、
おどおどした態度で接しなくなったので、
きつく当たられることも
雑に扱われることも無くなりました。

あなたが変われば、あなたの周りの人も変わり、
状況が変わります。

変わらない相手に諦めがつき、
あなたの方から離れていくこともあるかもしれませんね。

未来も同様に、これから自由に創っていくことができます。

誰かのことを
悪い・間違っている・変えたい
と思い、他人に注目していても、
辛い現状が変化することはほとんどありません。

辛い現状を変えたいなら、
あなた自身のことや未来のことなど
変えられることに注目していきましょう。

ビリーフカウンセリングでは、
あなたに合わなくなったビリーフ(思い込み)を
書き換えるサポートをしています。